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その20 青年海外協力隊で活動する西川さん

愛知県出身の西川知沙さん(安城学園高校卒)が、バレーボールの技術指導のため、単身アフリカのニジェールへ派遣されています。途上国での環境の違いにも負けずに精力的な活動を続けている西川さんからのお便りを紹介します。

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(前略)
青年海外協力隊(JICA)ボランティアで西アフリカにあるニジェール共和国で活動している西川 知沙です。私は、バレーボールを通して色々な人と出会い、たくさんのことを学んできました。その全てに感謝し、恩返しとしてバレーボールで人の役に立てないかと思い、青年海外協力隊に応募、現在に至ります。

ニジェールという国は、GNP-190ドルの世界最貧国でもあり、国土の3分の2がサハラ砂漠で占められています。農業・牧畜が主で町でもラクダ、羊、牛等が歩いています。季節は雨季と乾季があり、気温は現在、朝晩は20度前後、日中は約35度、3月に入ると日中は40度を超えます。

ニジェールへ来て感じたのは、やはり貧富の差が激しいということです。家もなく、学校も通えず、日々物乞いをする子供たちなど、目のやり場をなくすこともしばしばあります。ただ、その様な状況でも子供の笑顔は本当に愛くるしいです。ニジェールの子供たちはたくましく、私自身、勇気を与えられます。そんなニジェールへ日本人を招いて、巡回指導、交流試合、審判講習会をしたいと企画しています。(2009.9.26付のお便りから)

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ご無沙汰しています。お元気ですか?講習会・交流試合、無事終了しました。(支援物資の)到着2日後にクーデターが起こり、一時はどうなるかと思いましたが、技術講習会では選手だけではなく、指導者に対しても普段隊員一人ではできない細かい指導や、審判講習会では正規のルール、審判ジェスチャーの伝達をすることができました。

また各地最終日の州代表との交流試合、プログラム最終日のナショナルチームとの親善試合では多くの意味で刺激を与えられ、ニジェール人のモチベーション向上につながったと確信しています。今後はJICAバレーボール隊員は減る意向の様ですが、ニジェール人が主体となって、バレーボールをさらに盛り上げてくれることと思います。

今回の講習中、まだバレーを始めて間もない選手の一人から、「いつか日本でバレーをしたい」という言葉を聞いて、大変嬉しく思いました。この様な子が一人でも多く増えるように、残りの任期を全うしたいと思っています。

こちらは今一番暑い季節で、日中は50度近くまで気温が上がります。日本は一番過ごしやすい季節でしょうか?季節の変わり目、お体大切にお過ごし下さい。
西川知沙(2010.4.18付のお便りから)


ナショナルチームとの試合風景

巡回先での集合写真

審判講習会の様子

独立行政法人 国際協力機構 JICA
http://www.jica.go.jp/

ニジェール共和国
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/niger/

安城学園高等学校
http://www.angaku.jp/

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